accompagnerの最近のブログ記事

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あまりにも美味しそうで香も良かったので、思わず買ってしまいました。
フヌイユ(茴香)一箱。
さて、どの料理を作ろうか。

船橋が料理人として一番楽しい一時です。

生ハムとのサラダも良いし、エチュベして白身魚のローストも美味しい、サーモン・マリネも、この香りだったら何時もよりも優しい感じに成りそうだし、サーモン旬だし。 一瞬にして色々な料理が頭を巡りました。

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箱から取り出ししまう用意をしていた時、「海老食べたい」と思いました。
Fukkyはこの時に「南仏のイメージ」と言っていました。 パスティスを連想するかららしいです。
たしかに船橋もそれはわかります。 たぶんこの記事をご覧になられた方の大半は共感して頂けると思います。
南仏で仕事していると何処からともなく漂ってくる香りです。

なぜ「海老食べたい」と思ったかというと、北欧で仕事した時に、海老を茹でるクール・ブイヨンには、必ずと言って良いくらいにフヌイユかアニスが入っていました、デンマークもスウェーデンも。 それまでになかった事なので(プーラルドでは海老以外の海の幸を茹でるクール・ブイユんにはアニス・エトワレ(八角)を入れていました)はじめは違和感がありましたが、食べて行くとこれが癖に成って美味しい。 特にエクルヴィス(ザリガニ)には欠かせません。
もう15〜6年前に成りますが阿寒湖に行った時、ウチダザリガニを茹でる時にフヌイユを使ったら、それまで「泥臭くて食べられるか」と言っていた地元の方々が「美味しい」と驚いていたのは、いまだに忘れられません。

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どなたかに食べて頂ける事を信じて「茹でオマール、茴香風味」を仕込もうかと思います。
食べ方は「海老マヨ」です。
土曜日頃からマリネ出来て食べ頃だと思います。
この週末は「海老づくしメニュー」も考えております。

フヌイユ風味付けた海老とアンディーヴのクリーム煮も、個人的には大好物です。

海老付きには注目の秋分の日です。

先日御案内した「オープン・オムレツ」との組合せも絶妙と思います。
スモークサーモンも間も無く完成しますし、北欧的メニューも面白いかも。
「ウナギの薫製」も作ろうと言う気になりました。

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この週末は「酒のアテ」的料理の大集合です。
時はヌーヴォーも解禁。
飲むぞ〜〜!食うぞ〜〜!と言う事で、この週末の皆様のお出掛けを、お待ちしております。







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10月8〜12日でお楽しみ頂きました「ローヌ/アルプ地方料理」。
今回で第五弾めと成りましたフランスのトラディショナル料理。
船橋がこの一連の地方料理を作る上で一番気をつけたのは、それぞれの地方のレストランで実際に作っていた料理を再現する事でした。 それは自分の中で??に成っている事を確認したかったからでもあります。
御出掛け頂け、率直なご意見をうかがえた上に、船橋の理屈までお聞き頂けた多くの皆様に、あらためて感謝致します。

その中で大きな発見が有りました。
船橋は約10年近く「煮込み料理」を避けてきました。
理由は多くの方に「味は良いが肉が硬い」「中途半端な煮込み」とネット上で酷評されたからでした。 ですがただ御一人、「牛テールのポトフ」をお試し下さった方が、何故にこの硬さなのかと言う理由も聞いて頂け、「テールの太い所も細い所も同様の硬さに仕上がっている、これは意思が働いてこの硬さで作っていると言う事が理解出来る。 だが個人的にはよく煮込まれている方が好み......」と書いて頂けましたが、他は「煮込みはトロトロでないと......」と言うものでした。 以来約10年、リクエスト以外では避けてきました。
そして今回、10年振りの「煮込み登場」と成りました、それも三品。
もちろん約20年前とはいえど、フランスでやっていた当時の再現です。
結果は大好評。 長年のトラウマが吹っ飛びました。
その上数人の方に、「肉にナイフを入れた時の感覚と、噛みごたえも肉の味も楽しめる。」と言って頂けた事は、10年の時の流れと共に「トラディショナル料理」を再現しても楽しんでいただけるという、大きな発見と自信に成りました。

小さく出来ない料理。
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上の写真の二品、「なんで小さく出来ないの」と思われる方は多いと思います。
もちろん付け合せを減らす事は出来ます。
ですが薄く切ってしまうと「食感」が楽しめません。


ラングドック地方の料理と言って、あーアレと思われる方がどのくらい居るのでしょう。
フランスに滞在された方でも、パッと思いつく方は少ないかと思います。
ワインは御存知な方も多いと思います。
船橋が居た頃の時代(??)では、ワインはどんな物があるか今一よく解っていませんでした。
でも、ショシソン・トゥールーズは有名でした。
どうもこの辺の地域、今一船橋には何処までがどの地域か解って居ません。
「オラが料理」は何なのだろうと、2回ほど出掛けた事がありました。
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一度目は出掛けたが為に余計にこんがらがりました。 バスク地方とラングドック地方の料理の違いが解りません。 ですが二度目は、案内役も居たので、少しだけ解りました。 ようは、ピレネー山脈に添って、真ん中、トゥールーズ辺からモンペリエに掛けた地中海側がラングドック、ポーからサンジャン・リュッツの大西洋に掛けての西側がバスクと分けてから料理を見ると、違いが少し解る様になりました。 では、ミッシェル・ゲラールはどっちに成るのか、難しい位置にある様な気がします。ジュランソンは何処、やっぱりややこしい。
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だったら料理食べてみれば解るかもと思い「名物料理」を食べようとしたらキャッスーレだって、
今度はオーベルニュ含みかと困惑しました。 でも食べれば味付けや入っている物、仕上げの仕方で違いが解りました。
材料その物は微妙な違いですので、料理人以外の方へのご説明は、船橋には難しいです。
まっ、食べてみてください。何となく解る様な気がして頂けると思います。
そんな料理は9月27日日曜日に登場致します

先日「アルザス料理」をお出しして、地方料理を出す難しさを実感しました。
船橋は出来るだけフランスで学んだ物をアレンジを無くして、「再現」と言う形で楽しんで頂きたいと思っています。 でも、Fukkyへの説明不足が多々あり、皆様へ上手く伝える事が出来なかった様に感じました。 これからもフランスでやっていた料理を、ダイレクトに楽しんでいただく為のヒントはつかんだ様な気がします。

昨日からの続きです。

今回、「銀の鴨」を使うにあたって思い切れたのは、ここ約半年間にあった御客様との話しと、食事に出掛けた時の思いからにはじまります。

ワイン好きで現地にまで出掛けられる方との話しの中で、「最近、肉の焼き加減に疑問が有る。」と言うのが始まりです。 「ちゃんと焼けていない(ロゼに成ってなくシェニャン)肉を、新鮮な品だから火の通りを軽くしましたと言う所が多く、今迄は「なるほど」と思っていたが、フランスに行って考えが一変、言い訳と思う様に成った。」というのが有りました。 これは船橋が以前から思っていた事と一致しています。 以前に何名かの方には、力説した事が有ります。 これが一つです。
「こんなに鴨の持ち味が美味しいのなら、ジビエに取って代われる。」、この味は多くの人に知ってもらうべきだ。 これが二点め。
最近ブログ等で良い評価の店に出掛けた際食べた、仔羊に対する大いなる疑問。 これが三点め。
「銀の鴨」が入荷する度にリクエストが反映され、ここひと月前からは船橋の望む最高の状態で届く様に成った。 これがビッグポイント四点め。
ここしばらくの間、船橋の意識改革に大きく影響して頂けた、二人のN氏の助言。 ポンと背中を押された五点め。
以上の事+αが有り、いま一動きの見えなかったお盆時期に、当店として思い切ったメニューを作りました。 それが銀の鴨をベースにした「夏メニュー」でした。

結果は思ったよりも多くの方々にお出掛け頂け、「銀の鴨」をお試し頂けた方の(ほぼ?)皆様に高評を頂けたのが、船橋の意識にとっても大きな収穫と成りました。 ありがとうございました。

ここ迄高評価を頂けた陰には、フードクリエイティブ・嶋村さんの努力も忘れては成りません。 好評価を頂ける料理には共通点が有ります。 まず第一は良い食材(作る物にとって)を手に入れる事です。 この良い食材、これが難しいのです。 この自分にとって良い物を、取扱業者に理解してもらう事からはじめなくては成りません(J・マキシマンchefが神戸の店を計画した時の重要事項の一つでした)。 例えばフォワグラやトリュフ、ジロル茸等は特に、有名なシェフが好んでいる品質を「良い物」と思う材料屋さんが多い(ほとんど)のです。 これが厄介者。 ...(全略)...。 肝心な事は、料理人の「食材の品質とテクニックの相関関係の理解度」です(前出マキシマンchefの下に居た時、何度も何度も言われ続け実践させられ自分なりの考えを言わされました)。

当店で高評頂いている「銀の鴨」や「蝦夷鹿」は、この教えの集大成と思います。
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これは嶋村さんのサポートで船橋の望む状態を伝えて、望む状態で入手できる様に成ったからです。 今では入手困難と成ってしまった「フォワグラ入りの鴨」を使った時も良い所まで行ったのですが、どうしても解決できない状況が発生し、あえなくリタイヤしてしまいました。 が、その当時は多くの方に感心して頂く事ができました。 これが「望む形の食材」です。 「銀の鴨」も同様に、この状況で入手できるからこそ楽しんでいただける味も有ります。 在仏中にさんざん言われて来た「エスプリ」はここにも有ります。 ですが多くはその料理のルーツも知らず(必ずしも知ったからと言って、美味しいとは限りませんが)、テクニックのみを模倣して、平気な顔して別物を出し言い切る(こだわりの)料理人。 これは、自分には出来ない業なのでヒガンで(先日迄お盆)居るのかもしれません。
これを覆す為には、皆様に実際にその料理を作って試してもらうしか有りませんが、「北海道のベカス」「フォワグラ入り鴨」は入手が出来ませんし、「旭川の地鴨」は状態が安定していませんので、なんとも成りませんでした。 そんな時に現れたのが「銀の鴨」でした。 これらの船橋の思いを実現し、お試し頂けた方の鴨やテクニックの意識も動かす事が出来、これからも前進できる食材との出会が有った事を感謝しています。 そして皆様に、そんな船橋の思いにお付き合い頂け、御出掛け頂けた事の、大きな収穫の「夏メニュー」に成りました。 

今までに扱った食材の中で、これほど迄にお試し頂けた皆様のイメージを変える事ができた食材は有ったろうか。
  
当店自慢の食材「旭川・ハーヴェストロードハウスから送られてくるジビエ」。
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これは、まだジビエと言う言葉が一般化されていない頃から使っていたので、「蝦夷鹿は美味しい」とはじめからイメージ付ける事ができました。
敢ていえば「旭川からのベカス」。
でもこれは3度の入荷しかなく、その上、他店の物と比較して頂けた方はお二人。
「ベカスって美味しいんだ」とは言って頂けたものの、これは多くの方にお伝えできないので例外(旭川で料理した時に、F・シモンさんにも高評価頂きました)。
キャヴィアやトリュフも思い切った量を使うと、「三大珍味って美味しいんだ」とは言って頂けるものの、12年前ならいざ知らず、今、これを知って頂くにはあまりにも高価。
良い食材を扱っていても、お試し頂けた方々の持っている、今迄のイメージを動かす事は、至難の業(至難の食材)と思います。 ですが、今回「夏メニュー2009」で使った「銀の鴨」は、その「至難の業」を乗り越えた食材だと実感する事ができました。

つづく。
明日8月13日より、期間限定「夏メニュー」を御用意致します。
料理内容は、当店のホームページを御参照下さい。

今回の「夏メニュー」の中で、キーと成る食材は二種有ります。
一つは「銀の鴨」。 これは今の当店で、皆様に最も楽しんでいただきたい食材です。
お試し頂けた方々全てに、温製も冷製も好評価を頂いています。 
一羽5kg弱有りますので、常に御楽しみ頂ける様に御用意するのは、当店のキャパシティーでは難しいので、今回の「夏メニュー」の様に料理を絞れる時に、多くの方々にお試し頂ける様に御用意致しました。 
是非、この機会をお見逃し無く、御楽しみ下さい。

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そしてもう一つが「莢隠元」です。
それも細くて味の有る物。
今回は、この莢隠元が大活躍です。
勿論「サラダ・クリュディテ」には欠かせませんし、「銀の鴨のサラダ」のアクセントには絶対必要です。
肉の付け合せにも。
ところがこの莢隠元、納得のいく品質の物は、約二ヶ月間は入っていませんでした。 この天候不順やら何やらで、昨日見せてもらったのは「大木」の上にスタイル悪いし。 かじった感じでは味は悪そうでは無かったが、少し固い。 仕方ないから半割にして使おうかなと迷ってたら、八百屋さんが「明日に期待する」との一言。 「もし外したら...無いわけには...」と悩みに悩んで、もう一日様子を見る事にしました。 
そうしたら、この写真を見て下さい。 お久しぶり〜〜♬!! これだったら「サラダ・アリコヴェール、サマートリュフと共に」も良いですし、「グルメの為のサラダ(サラダ・グルマンド)」も二味、味が増す事でしょう。

船橋の使う野菜の中で、最もこだわりが有るのは「莢隠元」かもしれません。
渡仏前には、さんざんシェフに泣かされた苦い思いの野菜。 ところがレ・ボーのボーマニエールで食べた莢隠元が目覚めさせてくれました。 シンプルですが、扱い方で如何様にも変化していくこの野菜。 料理人として楽しい時間です。

皆さ〜〜ン、Bon joour!!!
船橋は、嬉しくって仕方が有りませ〜〜ン。
時が過ぎるにつけ、こみ上げるって感じ"こんな何ですよね"。



身近に居た、世界最年少「ブルゴーニュワインの騎士」会員(叙任当時)。
だから何なのと言われたらそれまでですが、世間的に知られている「ブルゴーニュワインの騎士団・会員」の方々は、テレビ等でよく顔の知られている方が多いのですが、イレギュラーも有るんです。

船橋が何をそんなに喜んでいるかと言うのは、この彼、大阪には御存知の方も多いからです。
それは十数年前、周防町筋に有った"オー プティ コントワー"で、アルバイトしながら辻調に通っていた彼です。

辻調卒業後に東京の有名店で働き、渡仏し、どうしているのかと思ったらヒョコット昨日、11年振りに現れました。

早速に話を聞いてみると、ブラボー的な内容。 自分も在仏中には数々の話のネタは有りましたが、彼はその数倍を行っていたから、嬉しいんです。 彼が在仏約7年の間に居た所は、パリのド真中、先日強盗に襲われた超高級宝石店の広場を挟んで向かいの老舗ホテル。 それもスタッフ(研修・学生ではなく給料を貰って)として働いていたそうです。 その間に彼の努力が実り、数々のチャンス到来。 おもいっきりやって来たみたいです。 

彼に初めて会ったのは、彼が高校二年生の時。 船橋が帰国後数年が過ぎた頃でした。
自分の「フランス料理」に対する思いを話し、フランスでの出来事も切々と伝え、この業界に入ろうとする切っ掛けを作ったと言っても過言ではないと思います。

そして久々に現れたら、「ブルボーニュワインの騎士」と「シャンパーニュの騎士」と成っていました(それもフランス枠で、これが楽しい)。 これを喜ばずして何を......。

さー皆さん。 これからが一番肝心な所です。 
彼のコネクションを使って、おもいっきりフランスワイン&料理を楽しめる企画を作りましょう。 エイ・エイ オー!!

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木箱に入った小イワシを見ると、必ずッと言って良いくらいに、船橋の兄貴分UMADAさんを思い出します。 あれは約20年前、彼がブルターニュ Auberge Bretonne に居て遊びに行った時の事でした。 パトロンchefのJ・トレル氏は店が休みの日に魚を漁港にある市場に仕入れに行くので、一緒に連れていってもらいました。 その車中、夕飯の話に成り「今日は作るか」と言う事で、ついでに市場で材料を買ってこようと言う事になりました。 期待は膨らみます。 ブルターニュと言えば海の幸の宝庫。 案の定市場にはオマールを始め数々のフランス料理の代名詞的な魚介類が並んでいます。 どれにしようかと決めかねていた時にUMADAさんが「コレにしよう」と言ったのが"木箱入りのイワシ"。 何を冗談言ってるのかと思いきや「このデカサが美味いんだ」とかなり本気モード。 値段は安いとはいえ一箱買ったら、いやいや、価格ではなくて、こんなに有ったら「他の物が食べれない」。 目の前に大関・横綱級の物がありながら。 「あんたは良いですよ、何時でも来られるから。でも俺は残り1.5日、どんなに食べても後3食。」こんな思いが頭を巡っている内に既にお買い上げ。 ここから始まるのでした「小イワシ物語」。 かな〜〜〜り長い物語をかいつまんで言うと、イワシ料理3種類を3〜6のバリエーションで14品試作(短すぎてAUの仲間由紀恵さんもビックリ)。 食べながらとはいえ約4時間。 「俺は確かにフランスに勉強に来ている」と実感できる瞬間でした。
それから4ヶ月後、ここはバリ15区のマルシェ。 久し振りのUMADAさんとの再会に、夕飯の材料を探しに出掛けた所に有ったのは「木箱入りのイワシ」(今回、小は付きません)。 彼に「船橋くん野菜探して来て」と言われ、購入し戻って来ると、「おメ〜〜!やっちまったな〜〜」状態。 すでにお買い上げ〜〜。 それから刺身に始まり、マリネ、塩焼き、薫製、シャルロット、ミルフォイユ。 おまけに何品か(忘れもしない4品)は、仕上がりが気に入らず作り直し。
そしてまた半年が過ぎ、ここはアルザス。 ここには海は無いはず。 なのに「木箱入りのイワシ」は有る。 後はお察しの通りで、今度はシュークルートまで。
在仏中も、デンマークでも、帰国しても、「木箱入りのイワシ」を見て、UMADAさんを思い出さない事は、ただの一度も有りません。

今回はおとなしく天ぷらにして、ビール飲もう。 コレを買う時に魚屋さんから聞いた話。和食の有名なお店では、三枚卸にして5〜6枚使って握りにするって。 「人数居るから出来る技だよな」ハハハは。 俺、フランス料理で良かったと思う瞬間でした。
先日、店で使う物を探しにIKEAに出掛けました。 ずいぶん前からテレビで取り上げられたりして、「行ってみたいな」と思いつつも、場所柄、「長時間の駐車場待ちや高速代金まで払って、ハッキリとした目的も無いのに出掛けるには」と勝手に決めつけていて、足が遠のいていました。 ところがなんと、数日前に家の近くからリムジンバスが出ているのを知る事に成り、早速出掛けました。 ハンズやホームセンターのオタクにとっては、かなりワクワク物でした。 リムジンバスの中で、前に行ったのは何時だろうと思い起こしたら、なんと28年前にララポート船橋のIKEAに出掛けた以来、時が経っているだけに期待は高まりました。

28年前と今のニーズの違いか、目的の品揃えは、かなり少なく成っていてガッカリでした。

ところがところが、ここ10年来ほしかった品が何気無く置かれていたのには、食文化の違いを今更ながらに感じさせられました。 その感動の一品とは下の写真の品です。
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そう、デクパージュ(切り分け)用の俎板です。 「何だ大袈裟な」と思った方は多いと思います(ほとんどの方かな?)。 確かにコレと同じ様な物はあちこちに売っています。 なのに10年も二の足を踏んでいたのには、それなりの理由があります。 第一は価格です。 IKEAの品は超納得でした。 第二番めの理由が大きなポイントです。 写真の品は既に船橋が、大喜びでカスタマイズした後ですので、拡大しても、答えを知っていなければ気が付かないと思います。 もし解ったら、ご来店頂いた時に食前酒をプレゼントします。 本当ですよ。 それは嬉しすぎます。 ですのでここではナイショです。 先に「食文化の違い」と書いたのには、船橋なりの思いが有ります。 調理器具に多く見られるのですが、形だけ同様で、品質やスタイルばかりに力をいれていて、実用向きではないからです。 この実用的な俎板にしても、スエーデンやデンマークでは、スーパーマーケットにも売っていました。 ですがパリではデュイルランには有りましたがモラには似た様な高級品(実用向きではない)しか有りませんでした。 それは多分、北欧の家庭では今も肉の塊を皆の前で切り分けて食べている回数が多いからと思います。 パリや日本ではその経験はほとんど有りません。 ですから、何気無い道具(実用品)に「食文化の違い」が大きく出るのではないかと思っています。
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デンマーク・オーダンスの友達の家での昼食でも使っていました。 この時は、一日めが「スモーク・チキンのポトフ」、二日めが「挽肉のパイ包み焼き(写真)」でした。 この時の話題は「煙草のパイプ」「暖炉」「椅子」「スモーク」で、クラウス(息子)に通訳してもらいながらでしたので二昼夜掛りました。 よく付き合って頂けたものだと感心していたら、父曰く。 「デンマークの冬の夜は長く、食事の時は長話しか無く、当然の事」と言われました。 そして、コペンハーゲンでゲストchefをした期間に居候させて頂いた家でも、同様の料理、話題でした。 北欧食文化を垣間みました。 今回この俎板に出会えたのは、絶妙のタイミングです。 今、皆様に御案内・お薦めしています「銀の鴨」には必需品です。 妥協して類似品を買おうと思っていたくらいですので。

IKEAにはレストランも有りました。 そこのスモークサーモンは懐かしい味がしました。 
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ミートボールにベリージャムを付けて食べるのも微妙な味で懐かしさが。 ただ残念だったのは、「ニシンのマリネ」と「アクアヴィット」が無かったのが片手落ちの様な気がしました。 次回出掛けた時は「シュリンプ・サンド」かな。 

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